第3082回(観桜会)例会ごあいさつ

本日は、満開の桜のもとの観桜会。本当に良かった。

旧暦では、そろそろ雛祭り。暦の上でも桜の季節です。
雛人形を飾るとき、橘と桜、どっちが右だっけ、と毎年悩みます。
セットアップした写真を見て、なんだ、右近の橘、左近の桜。当たり前じゃないか、とかぶつぶつ。
しかし、モデルとなった京都御所の左近の桜は、当初は梅で桜に植え替えたのだそうです。
平安初期、嵯峨天皇による桜の花の宴が開催されます。
それまで宮廷で愛でられていたのは梅、すなわち唐の文化の象徴でした。それが桜へと移る。日本が自らの美意識に目覚めていく、ひとつの節目であったように思います。

さて、いま私たちが目にしているのは、一斉に咲き誇るソメイヨシノ。
人を集め、心を躍らせる、近代の桜のかたちです。

ソメイヨシノは心を躍らせ、山桜は心を澄ませる。
その両方を楽しめる山形の春はありがたいものです。

本日は、桜を愛でながら、大いに語り合い、ゆっくりとしたひとときを、楽しみましょう。

改めまして、本日、ご参加いただいた会員、ご家族の皆様とガバナー補佐の枝松祐子さんに感謝と歓迎を申し上げ、会長挨拶といたします。

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