本日は「米山を考える例会」です。
当クラブは長年にわたり、米山奨学会、そして米山奨学生と深い関わりを持ってまいりました。
歴史を知り、未来を語る、そんな例会になれば素晴らしいと思います。
本日の設えをいただいた大場委員長、委員会の皆様、そして米山の生き字引とも言える伊藤会員、飯田会員のお話、大変楽しみにしております。
さて、今月は環境月間です。
環境という言葉は、実に便利で、魔法の言葉です。
これが環境だ、と言われれば、その通り、という広がりがあります。
しかし、私たちはロータリアンです。
であれば、「ロータリーらしい環境」とは何か、を考えたい。
ロータリーの環境活動は実に幅広く、
地域の清掃活動、公園の植林から、鉱山跡地の緑地化、バルト海の海洋ごみの分析、南アジア各地のマングローブの再生、さらにはインドの数百万本規模の植林プロジェクトに至るまで、世界中で展開されています。
ただ、これらは大きく二つに分かれます。
「単発のイベント型」と「構造を変えるプロジェクト型」です。
ロータリーらしさは、言うまでもなく後者にあります。
来年度の国際ロータリー会長は、「持続可能性」を重要な価値として掲げています。
私たちの樹氷再生プロジェクトも、「樹氷がなくなると残念だ」という素朴な問題意識から出発したものですが、よくよく考えると単なる植林活動にしてしまうのは惜しい。
これは、
「蔵王山系における森林と水環境の再生プロジェクト」つまり
水供給インフラ、防災インフラ、気候安定インフラ、
さらには経済インフラの整備を進めている、ことに他なりません。
この視点に立てば、将来的には環境教育という分野にも自然に広がっていくことは自明です。
では、「ロータリーらしさ」とは何か。
私は、
五大奉仕という行動の軸と、グローバル補助金の七つの重点分野を高度に満たすこと
これがその本質だと考えています。
本プロジェクトをその枠組みで見れば、社会奉仕・環境・水と衛生が中核となります。
さらに国際的な連携が進めば、国際奉仕、職業奉仕が加わる。
持続可能性を担保するためには、青少年奉仕と教育の要素も不可欠です。
そして、それらすべてを動かす原動力は、
会員一人ひとりの心と力、すなわちクラブ奉仕に他なりません。
友情と信頼をエネルギーとして、良いことをする。
それも単発ではなく、体系的に、持続的に良いことを行う。
70周年という節目を前に、このクラブの次のかたちを、会員の皆様と共に考えてまいりたいと思います。
改めまして本日ご参加の会員の皆様を歓迎申し上げ、会長あいさつといたします。
五大奉仕
クラブ奉仕 職業奉仕 社会奉仕 国際奉仕 青少年奉仕
7大テーマ
平和と紛争予防 疾病予防と治療 水と衛生 母子の健康
基本的教育と識字率向上 地域経済の発展