前回の通常例会は10月20日でしたので、ほぼ1ヶ月ぶりの例会となります。この間、10月24日・25日には2610地区の地区大会にお招きいただき、先々週は私たち2800地区の地区大会が寒河江で開催されました。
2610地区は四国4県で構成され、会員は3,000人弱。友好クラブの高知南ロータリークラブからガバナーが出ているということで、前日の晩餐会から妻と武田幹事とともに特別なおもてなしをいただきました。西クラブのみんなで参加した懇親会はパレスさんの会場を二つ使っても立錐の余地がない盛況で、私たちのためだけに別会場で楽しく懇親を深めてきました。
一つの地区としては会員数が1,100人から5,400人まで幅があります。私たち2800地区は1,500人弱ですので、減少が続けばどこかと合併、逆に東海地区のように増加が続けば分割ということになります。
さて本日のゲストは、株式会社味の素の常務取締役を務め、その後シンクタンクの代表として活躍された吉宮由真さんです。私が最も敬愛する高校の同級生です。また、第3グループの和田義弘ガバナー補佐、寒河江ロータリークラブの大江幸友さんにお越しいただきました。和田さんは、ニューブラッサムガーデンゴルフクラブの代表で、大江さんは、慈恩寺のご住職です。
第一例会でプログラムがタイトではありますが、職業奉仕についてお話ししたいと思います。
地区から職業奉仕に関する作文募集のご案内があります。伊藤三之パストガバナーのお手本と募集要項が、皆さんのお手元に今日明日届く予定です。
職業奉仕について、ようやく自分なりの整理ができましたのでお伝えします。
以前、ロータリーでいう「奉仕」について触れました。Serviceという言葉は、私たち日本人が連想する「滅私奉公・無償のボランティア」とは少し概念が異なるため、「地域・社会のために役立つこと実行すること」、あるいは「社会をより良くするための共創の営み」と捉えるとしっくりくる、という話をしました。
では職業奉仕とは何か。一般的な「職業」は occupationです。
profession、job、careerもありますが、ロータリーはvocational service です。vocationという言葉は、学生時代にルター聖書で耳にして以来で、実際には、普通の人は使わない単語です。
vocationは“使命”や“天職”のニュアンスを含みます。
つまり、従事している職業の範囲を超え、自分がこれまで職業・地域活動・ボランティア活動を通じて培った能力や経験という「才能の種」を社会のために活かす、という広い意味を持つ概念が昨今のロータリーの考え方のようです。
実はポールハリスも、同じようなことを言っているのを最近知りました。
彼は、才能の種のことをabilityと表現しています。
先日、妻の大学時代の友人、カナダの大学で一緒に学んだメキシコ人がご家族で山形に遊びに来ました。山寺では遠藤副会長、酒蔵では武田幹事に大変お世話になりました。蔵王のジャンプ台や温泉、美しい紅葉を案内し、2日間とても喜んでいただき、また来る、言ってお帰りになりました。次は慈恩寺と羽黒山までご案内しようと思っています。
私にとって、この出来事は「職業奉仕」が60%、「社会奉仕」が30%、そして「国際奉仕」が10%のイメージです。私の経験やネットワークを活かした活動ですが、山形の交流人口を増やしたという意味もあり、ロータリーが求める奉仕の姿に通じると感じています。作文展には私もメキシコ家族をテーマに応募しますので、皆さんにもぜひ読んでいただき、皆さんのロータリー活動の参考になれば嬉しく思います。
そう考えると、ロータリーの五大奉仕も、各々が独立したものではなく、相当部分重なっている、と感じてもらえるのではないか、と思います。
ロータリーに「絶対こうしなければならない」というものはありません。原理原則を理解した上で、自分自身のロータリーを築いていただきたいと思います。
本日は大物講師による卓話です。皆さまにとって素晴らしい気づきに満ちた例会となると思います。
改めまして、本日お越しの会員の皆さまを心から歓迎申し上げます。
ありがとうございます。
“Vocational service is not merely our business or profession;
it is the use of our abilities for the betterment of society.”
“Vocational Service calls every Rotarian to:
contribute their vocational talents to solving the problems of society and meeting the needs of the community.”