今月は青少年奉仕月間です。
馴染みのない人が多いので、少し、みなさまと共有したいと思います。
ロータリーの青少年事業には、インターアクトやRYLA、青少年交換など、さまざまなプログラムがあります。
インターアクトは中高生、ローターアクトは18歳以上に奉仕の心を教える。
RYLAは、Rotary Youth Leadership Awards で元々表彰でしたが、実際は、リーダーシップ合宿研修になっています。
いずれも未来の社会に向けた「種まき」です。
西クラブとしては、10年ほど前から中高生の、英語弁論大会のサポートをしています。私たちがスポンサーをしていることも運営側も知らなかったようで、人知れず、いいことを続けてきました。
今年から、スポンサーであることを内外にアピールできるように、長谷川委員長と仕組んでみました。これは、陰徳を積む、という私たちの心構えに反するのですが、国際ロータリーの行動計画の、より大きなインパクトを与える、に沿った進め方です。
この青少年の種まきは、今後3年間は継続する、ということで先方とも合意しました。どのように育ってくれるのか、楽しみに待ちたいと思います。
ローターアクトに関しては、事情が全く違いますので、また別の機会にお話しします。
もう一つの柱が青少年交換ですが、これは手放しで素晴らしい。
しかし、もっと上手く機能させたい、というのが本音です。
以前お話ししましたが、私が中学生の頃、オーストラリアからの交換留学生がうちに半年ホームステイしていました。
その後、商社勤務のシドニー駐在時に彼の家族を訪ね、大歓迎を受けました。
とても良い経験でしたが、同時に、どこかに、もどかしさも感じました。
このつながりを、もっと活かせたのではないか、そんな思いです。
一方で、姉妹クラブの高知南では、元大学教授の会員を中心に教育プログラムを設計し、長年にわたり、短期・長期のアメリカでのホームステイプログラムを四国中の高校生・大学生に提供し、人材を育て続けています。
青少年奉仕・職業奉仕・社会奉仕・国際奉仕が重なり合い、単なるイベントで終わらない仕組みになっているようです。
ここにヒントがあると思います。
私たちは「種まき」という言葉をよく使います。
しかし、種をまくだけで、その後を見ない農業はありません。
青少年奉仕も同じです。
育て、つなぎ、社会に活かしていく。
そこまで設計して初めて、意味を持つのだと思います。
では、私たちは、今後どのように取り組んでいくのが、社会にいいことを届けることになるのか。
今月は、活動そのものだけでなく、その構造まで含めて考える機会にしたいと思います。
青少年奉仕。私にとっては極めて難解なテーマでありましたが、今年の遠藤副会長、そして来年の武田副会長は、青少年に対して、並並ならぬ情熱を持っているお二人ですので、今後の議論の醸成に心からの期待を申し上げたいと思います。
本日ご参加の会員の皆様を心から歓迎して、会長挨拶といたします。